特集記事
2026.04.30
2026年5月号ダイジェスト情報|特集記事

注目記事(ダイジェスト版)
THEMISレポート
・外国人問題‐移民・税金・観光など対策急げ
外免切替の見直しやオーバーツーリズム対策が進む一方で新たな問題も続々と
政治
・「高市一強」揺るがす内外の敵蠢動す
・「国民会議」って何だ?! 消費減税成るか
・茂木敏充外務大臣‐「中東危機」越え首相狙うが‐SNS活用しイメージアップへ
・チームみらい‐「不安」乗り越え躍進続く‐安野夫妻が率いるが旧立憲からの「侵略」も
・愛知戦争‐大村県知事vs.河村国会議員「因縁」の激突!‐「中京王」狙う謀略戦が始まった
・《憲法改正へ向けて19》イタリア憲法‐「国民投票」の重要性学ぶ───駒澤大学名誉教授 西 修
・〈政官パトロール159〉高市政権危うし‐香山首相秘書官経産省出身の迷走響く──ジャーナリスト 横田由美子
経済
・商船三井‐中東危機越え「非海運」に挑む
・ホンダ‐「EV失敗&巨額赤字」で沈没へ?!‐三部社長「続投」に批判噴出す
・Umios‐「完全養殖産業」で世界に挑む‐マルハニチロが社名変更で熱く
・孫正義 ソフトバンクG会長兼社長「トランプ投資」の成否問う‐「大風呂敷」の批判もあるが
・「ランサムウェア」の中小企業収奪許すな‐「身代金要求型ウイルス」の侵入増えた
・三菱ケミカルグループ‐「業界集約化」主導も前途険し‐「イラン危機」石油化学各社直撃す
・《挑戦企業96》アイシス‐「超精密高速プレス機」で飛躍す──政策研究大学院大学名誉教授 橋本久義
社会
・愛子さま ‐旧宮家男子「結婚待望論」再燃す
・「街」復活へ‐自治体・企業・金融機関走る‐データセンターなど誘致競争も
・ 辺野古転覆‐学校&抗議船の「真相」暴く──三枝玄太郎
・出生70万人! 衝撃「少子化」乗り越えろ
《特集 新聞を斬る》
・産経新聞‐「新聞危機」示す本社移転追う‐「報道姿勢」貫き頑張れ!
・朝日新聞‐「高市外交批判」の独善糺す‐「弱腰」や「媚び」ばかり強調するが─ジャーナリスト 小笠原理恵
・松本清張という「稀有の作家」がいた!‐国民作家の「ここだけの話」を────本誌 伊藤寿男
・創価学会‐池田大作名誉会長利用で言論操縦へ‐マスコミ工作は巧妙だった
・〈快人録〉深見東州‐「逆境から成功を掴み獲れ!」‐何でも楽しい「ルネッサンスマン」
・「ストーカー殺人」‐思い込み男の暴発阻め‐「GPS」や「カウンセリング」強制できず
・女性講談師繚乱‐泣かせ笑わせ感動も‐講談は伯山ら男のものじゃない
・巨人&日ハムに元気なく大混戦続く‐セは阪神・パはSBが本命だが
生活&健康
・「加齢性難聴」早まる‐孤立や認知症防げ
・婚活アプリ‐若者や中高年が「罠」に落ちる‐「色恋」操り身体からおカネまで
・《エネルギー新時代38》南鳥島‐「核・最終処分場」へ急浮上するも‐「レアアース」への期待と共に
国際
・トランプ米大統領‐「認知症疑惑」湧き解任も?!
・習近平国家主席‐米国vs.イラン仲介に「計算」あり‐トランプ氏とは微妙な間合いを
早耳人事
富士フイルムHD/塩野義製薬/日清オイリオグループ/リクルートHD/シャープ/ALSOK/住友電工
連 載
・日本警世 「冤罪」を作った検察・東大を朝日新聞が礼讃し続けた ジャーナリスト 高山正之
・日本異人伝 可児才蔵(2)‐愛宕権現の縁日に死去した豪傑武将 東京大学史料編纂所教授 本郷和人
・動物的人間論 「パンチ君」への過度な感情移入は不要だ 動物行動学研究家竹内久美子
・大 喝 メディアの「沈黙」が情ない
・THEMIS Eye 吉村洋文氏「政界引退」匂わすと藤田文武氏に「府知事待望論」が
・THEMIS LOBBY 小川賢太郎生団連会長 生涯「正義」貫き生きる
・テレビ短針 NHK女子アナ「転身」の成否は?! 桧山珠美
・社会短針 UFO論争‐トランプ参戦で熱く
・経済短針 激安の代償‐中国系ECの「ワナ」
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往来之記(編集後記に代えて)
小社は1年に4回、企業の広報担当者やメディア関係者を対象にメディア研究会という勉強会を開いている。テーマはそのときどきの政治や社会問題で、講師は当事者や事情を熟知する人たちだ。
かつて石破茂氏も講師として来たが、その6か月後に首相になった。野田佳彦氏も立憲民主党代表になる3か月前に来た。縁起もいい会である。
3月末には世耕弘成氏に、直近の政界事情を語って貰った。氏は寄付金の不記載問題で自民党の公認を得られなかったが、無所属のまま参議院から衆議院に鞍替えして、二階王国の和歌山で2回連続当選した。
いずれ復党すれば、高市政権を支えるキーマンの一人になるだろう。先の国会では今年度の予算案成立を参議院が熟議と称して遅らせた。世耕氏はかつて参議院の自民党を束ねていたドンでもあった。それだけに言葉の端々に「私だったら」という自信が窺えた。
いま高市首相には、政策を一人で抱え込んだり、独断専行が多いという批判がある。官僚の説明をさえぎり「資料を下さい」といっては深夜まで手を入れているという。それが体調不良の原因だともいわれる。
世耕氏は安倍政権時代の官房副長官だったが、そのときは各省庁から上がってくる案件を、ほぼ副長官の所でさばいてから官房長官を経て首相に届けていたという。それが政権を長続きさせたとも語った。氏は復党を前に、すでに行動を活発化させており、さらなる高みを目指す意欲も隠さなかった。
☆
高市首相は国家情報局の創設を進めるが、内外の緊張が高まるなかインテリジェンス(情報活動)の拡充は急務だ。政府はいくつかの情報部局の統合、スタッフの育成、国民への浸透を急がねばならない。
折しも米国の国立公文書館で大東亜戦争中に日本軍の機密情報を米軍が入手し、その後の戦況を優位に進めたという記録が発見された。ガダルカナル島での戦闘だが、米軍は日本語に精通した兵士を帯同し、彼らが入手した文書を素早く翻訳していたのだった。日本では開戦と同時に英語の使用を禁止したが、米国では日本語に達者な兵士を召集し、育成していたのだ。
約50年前、同志社大学教授のオーティス・ケーリー氏と会ったときだった。牧師の息子だった氏は関西などで暮らした後に帰国したが、開戦と同時に召集された。任務は日本軍が残した文書の解読、分析と捕虜の訊問だった。捕虜になって緊張している日本兵に関西弁で話しかけると、一気に安堵の表情を浮かべ部隊の構成から作戦まで喋り出したと語った。国家情報局には情報活動に疎い日本人を啓発する責務もある。
伊藤寿男
