特集記事

2025.06.05

2025年3月号ダイジェスト情報|特集記事

注目記事(ダイジェスト版)

斎藤兵庫県知事‐「折田PR会社社長捜査」でついに窮地へ

先の兵庫県知事選で返り咲きを果たした斎藤元彦知事とPR会社社長・折田楓氏が告発された「SNS選挙違反疑惑」をめぐり、兵庫県警と神戸地検が関係先の強制捜査に踏み切った。県警幹部は斎藤氏らの処分に燃えているというが、県警と地検は一枚岩ではないようだ。そんななか、本誌には新たに「1千万円疑惑」の情報が入ってきた。

石破首相‐「戦後80年談話」で大連立狙う

2月8日に行われたトランプ米大統領との日米首脳会談。永田町・霞が関の採点は極めて辛いが、石破首相は「上手くいった」と自信を深めており、今後、石破政権の〝暴走外交〟が猛スピードで加速していくおそれがある。また、首相は自身のレガシーとして「戦後80年談話」を出す準備を進めているようだが、そこには野田佳彦代表率いる立憲民主党との「大連立」を招来したいという思惑がある。

十時裕樹ソニーG新CEO‐「新エンタメ」創出に賭ける

エレキ企業からエンタメ企業へ見事な転換を遂げたソニーグループ。営業利益は過去最高と絶好調で、さらなる「IP」(知的財産)獲得へM&Aを加速させる考えだ。しかし、ここにきて米IT大手や投資ファンドに買い負ける懸念も浮上してきた。

愛子天皇論なく女性皇族の処遇を論ず

安定的皇位継承策を巡る与野党の「全体会議」が始まったが、議論は堂々巡りだ。永田町では「今回も結論は出ない」(自民党幹部)との声が多い。「愛子天皇待望論」が高まるなか、今後の議論の行方を追った。

フジ「トップ」の隠蔽と迎合が拡大させた

タレントの中居正広氏と女性とのトラブルがフジテレビを直撃したが、大騒動になったのはフジのトップが事件を隠蔽しようとしたことが最初の誤りだ。不祥事は必ず発覚する。弁護士への相談や当事者への聞き取りを行った上で中居氏の番組を打ち切るべきだった。

「体感治安」悪化が理由なき殺傷増やす

社会的に失うものがなく犯罪を起こすことに躊躇しない「無敵の人」による無差別殺傷事件が目立ち、一般市民が感覚的に感じる治安情勢を指す「体感治安」の悪化が懸念されている。彼らが人知れず過激化していく原因には、社会からの〝孤立〟と〝他責思考〟があるという。こうした犯罪を生み出さないため、社会はどのように変容すべきか。

創価学会‐原田会長&新女性部長鼓舞も士気上がらず

今年は東京都議選と参院選が重なる政治決戦の年であり、昨年の衆院選で議席を減らした公明党・創価学会にとって大きな分岐点になる。そんななか、「集票マシン」として各種選挙の中心となる創価学会女性部(旧婦人部)の新人事が波紋を呼んでいる。

「ふるさと納税」廃止⁈総務省に密計蠢く

「ふるさと納税」の寄付額が過去最高を記録した。自治体幹部は「努力次第で財政が潤う革命的な制度。交付金に頼らなくてもよくなる」と語るが、「徴税権」が侵害される総務省は面白くない。早くも寄付額の上限設定やワンストップ特例制度廃止などに動き出した。

トランプ‐プーチン&金正恩は俺に任せろ

トランプ大統領がウ・露戦争の停戦に向けて本格的に動き出した。ロシア有利の停戦になりそうだが、プーチン露大統領とのトップ会談を行う予定だ。さらにトランプ氏は、北朝鮮の金正恩との会談にも意欲を燃やしている。米国現地情報からトランプ外交の今後を読み解く。

 

今月号の掲載記事一覧

・財務省増税へ‐消費税15パーセントで庶民苛め
石破政権中枢に財務官僚エースを送り込み朝日新聞を筆頭にメディアを洗脳へ

・石破首相‐「戦後80年談話」で大連立狙う
・石破降ろせ‐茂木・高市・小林ら本気で立つ
・国民民主 玉木&榛葉‐与野党振り回すが‐参院選でさらなる躍進賭け
・吉村大阪府知事‐国会&万博対応で無力晒す‐維新は兵庫県知事選で疑惑行動を
・斎藤兵庫県知事‐「折田PR会社社長捜査」でついに窮地へ‐知事失職➡再び県知事選も
・共産党が「うなぎ」や「働き方」で大揺れ!‐党勢退潮のなか珍論争が
・《憲法改正へ向けて5》「国民の新権利」もない憲法は時代遅れだ────駒澤大学名誉教授 西 修
・〈政官パトロール145〉警察庁&警視庁‐「トップ交代」問題あり─────ジャーナリスト 横田由美子

・十時裕樹ソニーG新CEO‐「新エンタメ」創出に賭ける
・森岡毅‐沖縄新テーマパークでアジア➡世界望む‐沖縄で大自然と興奮を味わう
・北尾SBIHD社長兼会 長‐公的資金「返済」抱え苦境続く‐台湾大手との「半導体」は頓挫し
・ドン・キホーテ‐「2兆円突破」で進撃続くが‐主婦や海外観光客に「驚安体験」を
・〈挑戦企業82〉日本製衡所‐新設備が運輸業に革命を─────政策研究大学院大学名誉教授 橋本久義

〈特集皇室〉
・天皇御一家‐「内向き短歌」に懸念広がる‐海外公務も増えるなか
・愛子天皇論なく女性皇族の処遇を論ず

〈総力特集 フジ・中居事件〉
・フジ「トップ」の隠蔽と迎合が拡大させた
・フジ「日枝体制」激震‐新社長で刷新なるか‐女性社長の登場説も
・フジ窮地に左派系労組&黒船外資迫る‐企業とトップの動揺見て
・文藝春秋社‐「文春砲」連発中に内紛勃発す‐中居報道「遅れた訂正」にも批判が
・「ふるさと納税」廃止?! 総務省に密計蠢く‐都市部の苦情や返礼品競争など
・朝日新聞「政治記者」の独善と言い訳哀れ‐傷を舐め合う「座談会」に正体見た
・創価学会‐原田会長&新女性部長鼓舞も士気上がらず‐東京都議選・参院選迫るが
・「体感治安」悪化が理由なき殺傷増やす‐社会からの孤立・怒り・不満が高じ
・プロ野球が面白い‐下剋上や遺恨試合も‐巨人の補強や藤川阪神に加え

・大腸がん‐便潜血&内視鏡検査で撲滅へ
・ギャンブル依存症‐身近な罠から深まる‐宝くじ・競馬・競輪・FXなど
・女川原発‐再稼働で「安全&安定供給」へ‐地域との信頼と絆強め
・《エネルギー新時代24》福島第一原発‐事故から14年「廃炉」が進む‐柏崎刈羽再稼働はまだだが
・〈中高年ノート165〉ポイ活‐楽しく貯めてリッチになろう‐2千万円稼いだ人も!

・トランプ‐プーチン&金正恩は俺に任せろ
・世界AI戦争‐中国「躍進」へ米国「反撃」す‐中国「低価格AI」が米企業襲った

川崎重工/三井化学/TDK/ルネサスエレクトロニクス/サッポロHD/大林組/東芝

・日本警世 ビルマが混乱した原因は英国の非道な分割統治だ  ジャーナリスト 高山正之
・日本異人伝 藤堂高虎⑷‐家康に認められた「城作りの名手」  東京大学史料編纂所教授 本郷和人
・動物的人間論 女子行員の犯罪は「人間の本質」を示す  動物行動学研究家 竹内久美子
・快刀乱麻 フジテレビ会見‐恥ずべきは「記者たち」だ  ジャーナリスト 三枝玄太郎
・大 喝 「80年談話」などいらない
・政官界の内幕 「選択的夫婦別姓」で混乱招き 斉藤公明代表に学会が「ノー」を
・THEMIS LOBBY 半沢三菱UFJ頭取の全銀協会長に批判湧く
・テレビ短針 「博士ちゃん」は好感度のかたまり 桧山珠美
・スポーツ短針 横綱・豊昇龍に協会の商魂見た
・他人に話したくなる話 源氏鶏太‐2Hの鉛筆と小文字
・往来之記